【妊娠 8-9 週】ママへの共感の方法と家事サポートのすすめ

~はじめに~

今日もコラムを読んでくださりありがとうございます。

ママの体調が辛そうだったり、ママの精神状態が不安定だったりすることで、ママを支えるパパも不安になる時期かもしれません。

妊娠して不安なのは分かるけど、ママが「自分が1番大変」という気持ちを強くアピールしてくるのは正直どういうふうに関われば良いか分からない。もう少し楽しい話だってしたいと思うことはありませんか?

パパとしては、どうにか前向きに頑張ってほしくて、アドバイスをして役に立とうとしても、ママからとげのある発言をされると、何をしても上手くいかないし、もうそっとしておいたほうが良いのか?とも感じてしまうかもしれません。

もしかしたら、それはママとパパで問題を解決するときの順番が違うだけで、順番を変えれば、少しコミュニケーションが取りやすくなると思います。

今回はつわりでしんどいママにパパができることを紹介したいと思います。

①ママが望んでいるのは、ママが感じている気持ちをパパにも理解してもらうこと

多くのママはパパに「一緒に親になってほしい」と感じています。

さて、ママが言う「一緒に親になる」とはどういうことなのでしょうか。

この言葉に込められた思いがパパとママで違うと、なんだかギスギスした雰囲気になるかもしれません。

例えば、つわり中のママから「本当にしんどい。」と言われたらなんと答えますか?

人によっては、「どうしんどいの?」と詳しく聞こうとするかもしれません。「そんなにしんどいんだったら今日は仕事休んだら?」と労いの言葉をかけるかもしれません。「そういう時はこうしたらいいよ」とネットで調べてアドバイスするかもしれません。

この全てがママのことを思った発言なのはよく分かっています。

しかし、何故かママは不機嫌な顔をする。

どうしてでしょうか。

恐らく、今のママにとって、1番言ってほしいのは、「辛いよね」「頑張ってくれてありがとう」という辛い気持ちを分かってくれていると感じる言葉です。

ママが声をかけてほしい言葉と、タイミングの一例をお伝えします。

・仕事から帰った時、ママがしんどそうにしている時、パパがママを愛おしく感じた時に:「お腹の中で赤ちゃんを大切に育ててくれてありがとう」

・家事をした時、今はしんどいだろうにパパのために何かしてくれた時:「つわりで大変な中、〇〇(家事)をしてくれてありがとう」

・妻が「今日も何もできなかった」「今日はダメだ。動けない。」のようなしんどいことを言葉にした時:「つわり中は、今までみたいに動けないことも多くて辛いよね。それでも、赤ちゃんを育てるという大事なことをしてくれてありがとう」

パパから上記のタイミングで、上記のような言葉をかけてもらえると、「一人じゃない」と感じ、心が支えられているそうです。

(ちなみに、言い合いしている最中や、ママが怒っている時に、「つわりがしんどいの?」と聞くことは、ママの逆鱗に触れることになるかもしれないので、できるだけ気をつけてくださいね。)

「一緒に親になる」という言葉に込められた思いは、「ママと同じ気持ちを一緒に味わってくれるのか」という意味が近いと思います。

同じ気持ちを味わうというのは、未来の話でも、一般的な知識を提供することでもなく、ママが感じている不安な気持ちを自分事のように考えてくれるかどうかという話です。ママは不安な気持ちを話した時、「不安になるよね」「心配だよね」と言ってくれて、その上で「一緒に頑張っていこうね」と言ってくれるパパに「一緒に親になれている」と安心感を得るのかもしれません。

もちろん、ママだって前向きに考えたいですし、未来の楽しい予定を考えたいと思っています。しかし、そうなれないから困っている、また、そこまで気持ちが整うためには、パパが頼れる存在と確信できてからでないと前向きな気持ちになれないと感じています。

明るい気持ちになるためには、楽しみを見つけることでモチベーションを上げる人もいれば、辛い気持ちを受け止めてもらうことで少しずつ明るい気持ちになってくる人がいます。

楽しみを見つける方が楽になる人は、辛い時に辛い話しばかりするのはよりしんどくなるのかもしれません。一方で、辛い時は辛い気持ちを理解してもらったほうが前向きになれる人は、辛い中で楽しみを見つけようと言われると孤独に感じるかもしれません。

そのため、パパが円満に過ごしたいのであれば、今はママのペースに合わせることが1番の近道になります。パパがママの気持ちを正しく共感すれば、ママの気持ちがどんどん悪いほうにいくことは考えられませんので、安心して共感してください。

今の状態で無理に明るい話をすると、パパがママのしんどい姿を見たくないからママの気持ちを後回しにしてパパの気持ちを優先しているように見られてしまうかもしれませんから、気をつけてください。

「ママが今不安になるのは当然」「悩むのは、一生懸命考えている証拠」「もし自分が妊娠できる体で、体調もずっと悪く、今の仕事をその中で調整したり、休んだりしないといけないと考えると、きっと同じくらい不安になったり、環境の変化に圧倒されて八つ当たりしたくなるときだってあるだろう」と思ってくれたり、その考えを理解しようとしてくれれば、ママのイライラは少し軽減されるかもしれません。

②家事を分担してママを支える時

ママの気持ちを共感して欲しいと伝えた後に、家事をお願いするのは気が引けるのですが、

この時期のママは、においや動くだけでも吐き気がして、ベッドから起き上がるのもつらくなることがあります。

「自分は何もできていない」という罪悪感を抱えてしまうママも多く、精神的にも落ち込みやすい時期です。

パパが積極的に家事を担ってくれるだけで、ママの心はずっと軽くなります。

以下に家事の一部を記載しましたので、パパがしてくれると助かる家事についてパパから聞いてみましょう。

例えば、ママが食器を洗っている時に、パパが洗い終わった食器を拭きながら「妊娠してからも家事を頑張ってくれているけど、ママには無理してほしくないからできるだけ家事をしようと思っている。家事の一覧を見つけたから、ママが毎日している家事や、本当はしんどいと思いながら頑張ってくれていた家事を教えてくれない?」のような感じで聞いてみると良いかもしれません。

3. 家事内容一覧チェック表

【家事内容一覧】

□ご飯の献立を考える

□食材の買い出し

□ご飯の準備

□皿や調理器具を洗う

□食器を片付ける

□生ゴミは毎回捨てる

□洗濯

□洗濯物を干す

□洗濯物をたたむ

□洗濯物をしまう

□掃除機をかける

□トイレ掃除

□お風呂掃除(排水溝の掃除)

□シャンプーリンスの補充

□ごみを集めてごみを捨てる

□日用品でなくなりそうな物をリスト化

□日用品の買い出し

もしママが「何もできなくてごめん」と言ってくることがあれば「お腹の中で赤ちゃんを育てるという何よりも大事なことをできているよ!ありがとう!」と伝えてあげるとママは救われた気持ちになります。

もし、「もっとこういうところまでしてよ!」と怒ったように言われたら、「いつもそこまで丁寧に家事をしてくれていたんだね。ありがとう。今日から練習するから上手くいかない時もあるけど、練習していくね」と伝えてください。

パパのペースでできるところからトライしてみてくださいね。