【妊娠10週】妊婦検診に「行けない」「分からない」で気まずくなる前に。ママと乗り越えるコミュニケーションと感染対策

~はじめに~

ママのつわりの状況やメンタルの変化を見ていると、

「この生活はいつまで続くんだろう」
「ママにどう接すればいいんだろう」
「何をしてあげたら正解なんだろう」

と、不安になったり、疲れを感じたりすることはありませんか?

妊娠10週目は、ママをサポートしているパパにも疲れが出やすい時期です。

特に、ママから「どうしてほしいのか」がはっきり分からないまま、正解を求められているように感じると、

「結局、どうすればいいの?」

と、難しい問題を出されたような気持ちになるパパもいるかもしれません。

今回はパパが困る会話の中から「妊婦健診についてのやりとり」と、この時期にママと赤ちゃんの身を守る「感染予防」についてお伝えします。 

1. 妊婦健診に不安を感じるママの気持ちとは

ママから

「妊婦健診へ一緒にきてほしい」

「病院の先生に聞きたいことはないの?」

と言われたことのあるパパもいるのではないでしょうか。

そもそも、「妊婦健診」は何かがピンとこないパパもいると思います。

「妊婦診断」とは、赤ちゃんの心臓、脳、胃、肝臓が正常な位置にあるか、動いているか、指が5本あるか、目の位置が正しい場所にあるかのような、赤ちゃんが生まれた時に赤ちゃんが生まれた後に自力で息をし、母乳やミルクを飲み、血液を全身に巡らせる準備が整っているかどうかを調べる大切なものです。

ママは「今日の健診で赤ちゃんに何か病気が見つかったらどうしよう…」と思いながら病院へ向かっています。 

だからこそ、赤ちゃんの成長をパパと共有し、一緒に喜んだり、悩んだりしたいと考えているママは多くいると思います。

2. 妊婦健診に行けなくてもできる声かけと関わり方

ー「妊婦健診に一緒にきてほしいママ」と「仕事で行けないパパ」ー

ママから「妊婦健診に一緒にきてほしい」「夫婦で妊婦健診にきている人もいるよ」と言われ、仕事があるからどうしても行くのは難しいと感じているパパもいるのではないでしょうか。

そんな時は「行きたい気持ちはある」ことを言葉にして伝えることが大切です。

例えば、「僕も一緒に行きたいんだけど、どうしても休みがとれなくて。ママと一緒に妊婦健診行きたかった…」「妊婦健診行きたいのに、抜けられない会議があって…帰ってきたらどうだったか教えて」のような伝え方が良いかもしれません。

妊婦健診に行けなくてもできることはあります。

妊婦健診に行けなくても、妊婦健診の日を覚えておく、出勤前、帰宅後にパパから声をかけることはできると思います。

例えば、出勤前に

「今日検診だよね。一緒に行けなくてごめんね。検診どうだったか教えてね!」

「夫婦で検診に行く人もいるって聞くけど、一緒に行けなくてごめんね。どうだったか帰ったら教えてね」と言ってみましょう。

帰宅後は、

「ただいま。妊婦健診どうだった?」と聞いてみましょう。

(「ただいま」とセットで「妊婦健診どうだった?」と聞くことがおすすめです)

万が一、「普通だった」「え、特に何もないけど?」のような返事が返ってきたとしても、パパが検診を覚えていてくれたことや気にかけてくれていることが嫌なママはいないと思います。 

パパが「妊婦健診のことを覚えていること」、「赤ちゃんやママの体を気にしてくれていること」がママに伝わるかどうかで、夫婦円満が続くかどうかが変わってくるかもしれません。

・「妊婦健診で何か聞きたいことはないの?」と聞くママの理由は?

ママから「明日、妊婦健診だけど、何か聞きたいことはない?」と聞かれたとします。

パパなりに考えて、

「性別はいつ分かるの?」
「赤ちゃんが蹴ったり動いたりするのはいつ?」

と答えたのに、なぜかママの機嫌が悪くなる。

「じゃあ、何て答えれば正解なの?」

と、難問を突きつけられたように感じることはありませんか?

そんなときは、「何を質問するか」よりも、「ママが今、何を心配しているのか」を考えてみましょう。

・ママが今どのような状態かを考える

例えば、ママがつわりでご飯をほとんど食べられない状況だったら、

「赤ちゃんにちゃんと栄養が届いているかな」

「このまま食べられなかったらどうしよう」

「自分の体はいつまでもつんだろう」

と、不安を感じているかもしれません。

そんなとき、ママがパパに求めているのは、

「ママの体や赤ちゃんの成長について、一緒に心配してほしい」

ということがよくあります。

そう考えるとママに妊婦健診について聞かれたら、

「何も食べられないけど、みんなはどうしているの?」

「ママの状態が心配なので、どういう状態になれば病院へ行けばいいかを教えてほしい」

「赤ちゃんは問題なく成長している?」

「つわりの時に食べやすいものはある?」

などと答えるとよいかもしれません。 

・妊婦健診の日にちを2回聞いたら、ママは不機嫌になる!?

ママの中にはさらりと次回の妊婦健診の告知を行う場合もあります。あまりにもさらっと言われすぎて言われたことも覚えていない、なんとなく言われた気がするけどもう1度確認するのが怖いと感じるパパもいるかもしれません。

そんなときは、質問をプラスして日にちを聞くとママも検診日を教えてくれるかもしれません。

例えば、「次の検診いつだっけ?最近ママが水しか飲めてないよね。この時期、他のママは食べやすいものあるか聞いてきてほしいんだよね。そしたら、試しに買ってくるから」のような伝え方がおすすめです。

検診の日は一言目に「今日検診どうだった?」とパパから聞いてもらえると満点です! 

・リマインド機能が夫婦の危機を救う

仕事に追われて自分のことでいっぱいっぱいな時は、妊婦健診を忘れてしまうこともあると思います。

「忘れた=関心がない」わけではありませんが、どうしてもママには優先順位が低いように感じられてしまいます。

今は、スマホのスケジュール機能やカレンダーに書くなど、パパが活用しやすいアイテムがたくさんあります。自力で思い出せない時はリマインド機能の活用も夫婦円満に役立つと思います。

3. ママと赤ちゃんを守る感染予防とパパの行動

ー感染症の抗体検査や予防接種をするー 

妊娠初期は、ママの免疫力が低下しやすく、風邪やウイルスに感染しやすい時期です。 

特にインフルエンザや新型コロナは、ママが重症化しやすく、赤ちゃんへの影響も心配されます。もし、まだインフルエンザや新型コロナの予防接種を受けていない場合は検討してみてください。 

そのほかにも、風疹・サイトメガロウイルス・水痘(みずぼうそう)などは妊婦さんや赤ちゃんに影響あると言われています。風疹や水痘は抗体検査や予防接種があるので、妊娠中のママは生ワクチンだから接種できないけれど、パパが抗体検査や予防接種をすることでママへの感染リスクをさげましょう。サイトメガロウイルスは、手洗い・うがいで感染予防しましょう。 

■風疹:妊娠初期の感染は、赤ちゃんの先天性風疹症候群を高率に引き起こし、心疾患・難聴・白内障がみられることもあります。 

■サイトメガロウイルス:妊婦さんが感染すると、産後に症状が現れやすく、また産後すぐに赤ちゃんに症状がなくても、難聴や神経障害などの後遺症が残ることがあります。 

■水痘(みずぼうそう):妊婦さんが感染すると肺炎になりやすく、重症化・死亡例も報告されています。妊娠初期〜中期の感染では赤ちゃんに先天性水痘症候群のリスクがあり、分娩前後の発症では赤ちゃんが産道を通る時に感染をして新生児水痘となることもあります。

出典:免疫グロブリンを用いた胎児治療,特に母子ウイルス感染治療の可能性、成人水痘-妊婦の水痘などを中心に|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト

もし、パパが上記の感染症に感染したら、部屋だけでなく使っているタオルも分けたほうが安全です。 

検査について「まだ行ってないの?」「いつ行くの?」と機嫌悪く言われたことはありませんか? 

妊娠中のママは、自分が感染症にかかることでお腹の赤ちゃんに何かあったらどうしようといつも心配しています。 

パパが予防接種を打つ、抗体検査を積極的に行うことは、「リスクを考えて行動に移してくれる」と感じママの安心感を高めます。 

・ママから「まだ行ってないの?」「いつ行くの?」と聞かれたら

 ママは、パパが行っていないことを責めたいわけでなく、お腹の赤ちゃんをいつも心配して不安な気持ちでいます。

そのため、

「〇日に行こうと思っているよ!」

「今日予約の電話したよ!」

など、予定や状況報告を伝えることで安心するママもいるでしょう。

ママの気持ちとしては、予防接種や抗体検査について、いつでもいいから行ってほしいことではなく、「今すぐに行ってほしい」と思っていることには違いありません。そのため、ママとの信頼関係を持続させるためにも “なるはや”でお願いします。